ADHDが原因で向いている仕事を見つけづらく、なかなか適した職業につけない人も多いと聞きます。
しかしADHDならではの強みを理解して仕事選びをすれば、天職に巡り合えるでしょう。
そこで当記事では、以下の内容について解説しています。
- ADHDに不向きな仕事・職業
- ADHDに向いている仕事・職業
- ADHDが天職を見つけるための5ステップ
- ADHDの方におすすめの転職サイト
仕事に悩むADHDの方は、ぜひご一読ください。
【この記事の監修者】
株式会社hitocolor
代表取締役社長 鈴木けんすけ
2016年9月、株式会社hitocolorに参画。2020年4月より、代表取締役社長に就任。
「働くことにワクワクする社会」を追求し、
求人広告代理店事業・有料職業紹介事業の展開、転職サイト・自社オウンドメディア運営など、人材に関わるさまざまなサービスを提供している。
1980年（昭和55年） 神奈川県出身
2000年4月 株式会社アールケイエンタープライズに入社
2006年2月 個人事業主としてBtoC事業運営
2012年3月 KDDI株式会社に入社
2016年9月 株式会社hitocolorに参画
2017年6月 同、執行役員に就任
2018年4月 同、取締役に就任
2019年4月 同、常務取締役に就任
2020年4月より、当企業代表取締役社長に就任。
【会社HP】
株式会社hitocolor
Contents
ADHDの転職は天職を選べばうまくいく！
一般的に仕事選びの際に苦戦してしまうADHDですが、自分に向く仕事を選べればそれが天職となります。
ADHDとは不注意や多動性、衝動性が人よりも高いことが特徴です。
しかし裏を返せば行動力があり、率先して周りを引っ張っていけるとも捉えられます。
そのため「自分は才能なし」と決めつけず、ADHDならではの強みを活かして自分に合う仕事を見つけると良いでしょう。
ADHDが原因で向いている仕事を見つけづらく、なかなか適した職業につけない人も多いでしょう。
しかしADHDならではの強みを理解して仕事選びをすれば、天職に巡り合ことも容易です。
ADHDは適職以外だと転職を繰り返すことが多い
一般的にADHDの方は、そうでない方に比べ転職回数が多いとされています。
またADHDが苦手なことは、主に以下です。
- 優先順位を考えて計画すること
- 身の回りの整理整頓
- 落ち着いて作業に集中すること
- 周りの空気に合わせて意見すること
仕事をするうえでスケジュールを立てたり、自分の仕事に集中して取り組むことは必須スキルといえるでしょう。
またチームメンバーと協力してプロジェクトなどを進めなければなりません。
しかしADHDの場合スケジューリングが苦手だったり、空気に合わない発言を突発的にしてしまうことも少なくありません。
結果的にチームメンバーと合わず仕事を上手く進められないことなどが原因で、転職を繰り返す傾向があります。
そのためADHDが仕事を選ぶ際は、自分に向いてる職種や職場を選ぶことが天職を見つけるポイントです。
職業選びは「ADHDの症状」を考慮しましょう
ADHDは、主に3種類のタイプに分類できます。
自分のタイプを理解すると同時に強みも把握することで、天職を見つけることにもつながるでしょう。
| 多動性・衝動性優勢型 |
|
| 不注意優勢型 |
|
| 混合型 |
|
多動性・衝動性優先型は行動力があり、率先してチームを引っ張ることが可能です。
良いことが思いついたりアイディアが浮かんだときは、まずは行動しトライ&エラーを繰り返すタフネスがあります。
また不注意優勢型の場合、1つのことに対しては高い集中力を発揮することが可能です。
そのため向いている仕事や適性のある業務に従事できれば、その高い集中力は大きな強みになるでしょう。
結論的にADHDの強みを理解し、自分の向いている仕事を探せれば力を最大限発揮できます。
ADHDに向かない仕事・職業
先述の解説通りADHDが天職を見つけるためには、自分の強みや向いている仕事を見つけることが重要です。
上記の職業は、ADHDの特性を持つ方にはあまり向いている仕事とは言えません。
それぞれポイントを解説していきます。
営業マン
まず最初に営業マンは、自社の商品やサービスを法人・個人に売ることが仕事です。
実際の商談や資料作成、プレゼンの準備など業務範囲は多岐にわたります。
そのため予定通りに仕事をすすめることが苦手だったり、忘れ物等が多いADHDの場合あまり強みを活かせないでしょう。
またお客様の反応に合わせて営業トークを展開する必要があるため、突発的な発言が多いADHDにはやや不向きです。
事務系（経理・管理）
2つ目に紹介する経理、管理系の事務は会社経費の計算や業務管理などを行います。
デスクでのルーティンワークが多いため、1つのことを正確にこなす集中力が求められるポジションです。
また経費や売上の計算など、会社の重要な書類を取り扱うケースも多くあります。
そのためひとつのことに集中することが苦手だったり、気が散りやすいタイプのADHDは事務系の仕事に向かないケースもあるでしょう。
医療系（看護師・医師）
最後に解説する医療系は直接人の命と関わる仕事です。
看護師であれば注射をしたり入院患者の世話を行い、医師であれば実際に手術を行うシーンも多いでしょう。
また医療現場ではミスが許されないため、高い集中力や気配りをする力が求められます。
そのためじっとすることが苦手だったり、突発的な行動をしてしまうADHDの場合医療現場で命と対面することは難しいといえるでしょう。
医療事務や登録販売者はあり？
同じ医療系でも、医療事務や登録販売者はADHDの強みを活かせるケースがあります。
医療事務や登録販売者は確かに医療系ですが、直接患者の身体に触れて命を取り扱うことはありません。
現場での技術よりも、医療分野に関する知識が問われます。
そのため自分の好きな分野に高い集中力を発揮するADHDの場合、医療事務や登録販売者に必要なスキルを次々と吸収していけるでしょう。
ADHDに向いている仕事・職業
ADHDが天職を見つけるためには、自分の強みを理解し以下のような適した職業を選ぶと良いです。
| 不注意性の傾向が強い方 | 多動・衝動性の傾向が強い方 | 関心が一点集中しやすい方 |
それぞれタイプ別にADHDに向いている理由などが異なるため、以下の解説を参考にして下さい。
WEBデザイナー
まず最初に紹介するWEBデザイナーは、ユーザーが使うWEBサイトの見え方や配色などをデザインする仕事です。
WEBデザイナーは1つのサイトを作り上げるまでに時間がかかり、良いデザインを作るためにとことん追求していかなければなりません。
そのため1つの物事に熱中する、不注意優勢型のADHDにとっては天職といえるでしょう。
またWEBデザイナーは、タスク管理や必要なツールがすべてWEB上で完結します。
物忘れが多いとしてもパソコン一台で仕事が完結するため、うっかり必要なものがないといったシーンも少なく業務に集中できるでしょう。
ITエンジニア・プログラマー
2つ目にADHDの天職となり得るのが、アプリやWEBサイトの開発を行うエンジニア・プログラマーです。
エンジニア・プログラマーの主な業務はシステム開発のため、1日中パソコンに向き合うことが多くあります。
そのため一点に集中するタイプのAHDHでシステム開発に興味があれば、1日8時間高い集中力でパソコンと向き合い仕事を続けられるでしょう。
またITは日々進化し続けているため、常に勉強を重ね最新技術をインプットしなければなりません。
開発に興味のあるADHDであれば最新技術に対して関心が強く、常に多くの情報をインプットして現場で力を発揮できるでしょう。
企画職
3つ目にADHDに向いている仕事は、企画職です。
企画職では主に商品やサービスの企画、立案を行うため多様なアイディアが必要になります。
そのため不注意優勢型のADHDの場合、逆に色々なことに興味が移り変わる特徴が強みにあるケースもあるでしょう。
注意散漫だからこそ、普通の人では考えつかない斬新なアイディアが浮かんでくることも珍しくありません。
このようにアイディア力が求められる企画職の場合、多くの物事に興味を示すADHDに合う仕事といえるでしょう。
工場・製造
4つ目にADHDが仕事選びのとき、候補に入れてほしいのが工場・製造です。
工場・製造は機会や食品などの製造を行う、モノづくり系の業種です。
主にラインに配属されて同じ仕事を繰り返すため、なにか1つに集中するタイプのADHDに適した職業といえます。
また品質の良いモノづくりには、高い集中力が必要です。
ADHDは与えられた業務を流れ作業のように行うのではなく、1つの仕事に没頭するため工場・製造系の仕事も向いているといえるでしょう。
コールセンター
5つ目にADHDの天職になる可能性が高いのが、コールセンター業務です。
コールセンターではお客様からのお問い合わせなどを、電話口で解決したりおすすめの商品をセールスします。
業務内容は用意されたマニュアルに沿って行うので、一定の仕事を繰り返し制度を高めていくスキルが必要です。
そのため一点集中型のADHDは、同じ業務を何度も繰り返すことで強みを発揮できるでしょう。
また成果によってインセンティブが支給されるなど、モチベーションを保てる要因もあります。
そのため同じ仕事を繰り返して精度を高めていきたい人には、コールセンターが天職といえるでしょう。
研究者
6つ目にADHDが仕事選びの際、候補にいれてほしいのが研究者です。
研究者は日々何か1つの専門分野において、高いレベルで徹底的に調べています。
通常の仕事よりも高い専門性や、1つの分野に特化した知識が求められるためよほどの集中力がないと勤まらない職種といえるでしょう。
そのため興味関心が一点集中するADHDは、研究分野において大きな実績を残す力を秘めています。
以下のようにADHDの強みを活かし、優れた功績を残した世界の偉人たちも存在するので参考にして下さい。
- レオナルド・ダ・ヴィンチ（絵画・彫刻）
- モーツァルト（音楽）
- トーマス・エジソン（発明家）
- アルバート・アインシュタイン（物理学）
- スティーブ・ジョブズ（IT領域・経営）
- ビル・ゲイツ（IT領域・経営）
経営者
7つ目に解説するのが経営者です。
会社を経営し事業を成長させる経営者は、常に市場の動きや経済の動きを把握し駆け巡らなければなりません。
そのため多動性・衝動性優勢型のADHDのように、常に動き回る人のほうが適しているケースも多いです。
また時には会社を引っ張るために、自分の意見を主張しメンバーをリードすることも求められるでしょう。
そのため自分の意見の主張ができ、前線で動けるADHDは経営者として成功を収められます。
フリーランス
8つ目にADHDに適正がある仕事として、フリーランスが挙げられます。
フリーランスとは仕事内容はそれぞれ異なりますが、会社に所属せず個人のスキルを活かして生計をたてるワークスタイルです。
特に終身雇用が当たり前ではない現代、個人のスキルは今までより重要視されています。
不注意優勢型のADHDの場合、自分の興味があることであれば高い集中力を発揮できるでしょう。
そのため自分が得意とする分野においてフリーランス活動を続けられれば、報酬や結果は大きいものとなります。
また途中で気が散ってしまっても、フリーランスの場合は自分自身で仕事の管理が可能です。
上下関係などもなく自分のペースで仕事ができるため、ストレスなく働くことでさらに高い集中力の発揮にも繋がるでしょう。
起業家
最後に解説するのが起業家です。
会社を作り事業を展開する起業家は、人と同じことをやっていても大成しづらいでしょう。
そのため多動性・衝動性優勢型のADHDで、常に動き回り落ち着いていない人のほうが返って事業をリードできるケースも珍しくありません。
先述で紹介したスティーブ・ジョブズやビル・ゲイツも、天才的な起業家でありながらADHDをカミングアウトしています。
保守的にならず常に何かに興味を向け動き続けるADHDの場合、自ら起業することで大きな成功を収められるでしょう。
ADHDが天才級の能力を発揮する必須条件とは
ADHDは時として天才レベルの力を発揮し、革新的なアイディアをもとに起業し成功へ導きます。
しかし力を最大限発揮するためには、必要な条件もあるため注意が必要です。
- 1つの分野に高いレベルで精通していること
- 独創的なアイディアを持つこと
- 良き理解者・パートナーを持つこと
起業家として成功するには、1つの分野で誰にも負けないくらいの知識を身につけることが必要です。
また同時にその分野で、他の人が思いつかないような独創的な発想力も求められます。
そして最後にその意見やアイディアを形にしてくれる、良きパートナーが必要です。
例えばAppleの場合イノベーションを起こしたのはスティーブ・ジョブズですが、現場で開発を行っていたのはスティーブ・ウォズニアックというエンジニアであることを知っているでしょうか。
ウォズニアックはジョブズのアイディアを現場で形に起こし、現在のAppleの基礎となるシステムを開発したジョブズの良きパートナーです。
ADHDが天職に就くために必要な5つの手順
ADHDが転職に就くためには、以下のようなポイントがあります。
上記5つを抑えておくことで、自分に合う仕事を見つけられるでしょう。
①ADHDの特性を理解する
まずはじめに先述でも解説しましたが、ADHDは大きく分けて以下のような3種類に分類されそれぞれ特徴が異なります。
| 多動性・衝動性優勢型 |
|
| 不注意優勢型 |
|
| 混合型 |
|
例えば多動性・衝動性優勢型の場合は、裏を返すと行動力がありアクティブという長所があります。
不注意優勢型は、興味があることであれば高い集中力を持続することが可能です。
そのためADHDだからといって才能なしと決めつけるのではなく、逆に長所となる部分を理解すると良いでしょう。
②自分の技術・スキルを見直す
次にADHDの特性と合わせて、自分のスキルを把握することが重要です。
そこでまずはキャリアの棚卸しをしましょう。
一度大きな紙などに自分の経歴を書き、そこで何を学んだか、どの様なスキルを身に着けたか可視化してみて下さい。
文字に起こすことで自分の歴史を振り返えることができ、自己分析の質が向上します。
さらに自己分析の結果自分のスキルと特徴が合致する仕事を見つけられれば、ADHDの特性を活かせる仕事に就けるでしょう。
③発達障害センターに相談
3つ目の解説ですが、以下に当てはまる人は一度発達障害センターへ相談してみるのも良いでしょう。
- 転職に関して相談がしたい人
- 発達障害を自覚しサポートが必要な人
- ADHDに向く仕事を紹介して欲しい人
発達障害センターは、各都道府県や政令指定都市の自治体が運営するサービスです。
基本的に発達障害者の日常生活をサポートしていますが、同時に就労支援も行っています。
そのためADHDに悩んでいるものの、就労に前向きな場合、一度発達障害センターへ相談してみましょう。
ADHDに適した職業や、就職活動に関する悩み相談など幅広い支援を行っています。
④ADHDの適職に有利な資格を習得
4つ目のポイントですが、ADHDに向いている仕事に関する資格の習得をおすすめします。
- ウェブデザイン技能検定（WEBデザイナー）
- ITパスポート（プログラマー）
- 商品プランナー（企画食）
- CSスペシャリスト（コールセンター）
- 簿記（事務）
- 各種の整備士資格（工場・製造）
具体的には上記のような資格が存在します。
まず資格を取ることで、選考を有利に進められるでしょう。
また資格を持っている事実だけではなく、資格習得まで継続的に学習をしたこともアピールポイントになります。
さらに職場によっては、資格の有無で給与が変わるケースも珍しくありません。
そのためADHDに向いている仕事を探す際、同時に資格の習得も視野に入れてみてはどうでしょうか。
⑤転職エージェント（転職サイト）のコンサルタントへ相談
最後のポイントとして、転職エージェントへの相談をおすすめします。
転職エージェントでは、主に以下のようなサービスを受けられます。
- ADHDに適した職業の紹介
- 書類添削
- 面接練習
もしもADHDが自分のウィークポイントだと思っているのであれば、一度転職エージェントへ相談してみましょう。
ADHDの方は意外と自分では気づかない所が長所となることがあり、多くの人が長所を活かせる天職を探せずにいます。
しかし転職エージェントは、転職支援のプロです。
そのためADHDの特徴を理解した上で、向いている仕事を紹介してくれます。
もしも一人で転職活動をすることに不安があるのであれば、転職エージェントを利用することも選択肢に入れてみましょう。
ADHDの方におすすめの転職サイト
転職エージェントを選ぶ際、ADHDと相性が良いかは注意すべきポイントです。
上記5つは数あるサービスの中でも特にADHDと相性が良いため、それぞれ詳しく解説していきます。
就職shop：第二新卒やフリーターにおすすめ
（出典：就職Shop公式HP）
人材大手リクルートが運営する20代～30代若手人材向け転職エージェント、就職Shop。
- 第二新卒・フリーター向けの求人が多い
- 求人のハードルが全体的に低い
もともと転職shopはフリーターや第二新卒といった、若手人材向けのサービスです。
そのため専門的な資格やスキルが必要とされる求人があまり多くありません。
全体的にハードルの高くない求人が多いため、応募できる求人の選択肢も広がります。
ADHDが原因で職歴やスキルに自信がない場合、転職shopを利用することで難易度の高くない職場を見つけられるでしょう。
https://www.ss-shop.jp/
リクルートエージェント：様々な職種と出会える
（出典：リクルートエージェント公式HP）
リクルートエージェントは、同じくリクルートが運営する総合型転職エージェントです。
- 取扱求人がトップクラスである
- 実績豊富なエージェントが在籍している
リクルートエージェントはトップクラスの求人数を誇り、さらに非公開求人も多数扱っています。
全業種をオールマイティに取り扱う総合エージェントのため、先述で紹介した「ADHDが向いている仕事」の求人を多く掲載していることが特徴です。
さらにエージェントのレベルも高いため、多くの求人を比較検討し自分の強みが活かせる天職を見つけられるでしょう。
いまいち自分の特性がまだわからず仕事選びに困っている人は、豊富な求人と質の高いエージェントが在籍するリクルートエージェントがおすすめです。
https://www.r-agent.com/
パソナキャリア：親身なサポートが魅力
（出典：パソナキャリア公式HP）
パソナキャリア最大の特徴は、エージェントの対応力です。
- エージェントが丁寧・優しい
- サポート体制が厚い
パソナキャリアは、親切丁寧なカウンセリングをしてくれるのがメリット。
キャリアプランの相談や希望条件のすり合わせなど、じっくり転職先を検討できます。
なかなかADHDを打ち明けづらい人でも、正直に自分の状況を話しやすいでしょう。
またサポート体制も手厚いため、ADHDが必要とするフォローも適切に行なってくれます。
今までADHDが原因で転職が上手くいかなかった人でも、パソナキャリアであれば天職を見つけられるでしょう。
https://www.pasonacareer.jp/
ワークポート：IT・WEB中心のオールマイティ
（出典：ワークポート公式HP）
ワークポートはIT・WEB業界に特化した、専門特化型のエージェントです。
- IT・WEB業界の求人が豊富
- IT・WEB業界に特化したサポートがある
ADHDに向く仕事としてWEBデザイナーやプログラマー、エンジニアを紹介しました。
ワークポートでは上記のような、IT・WEB系の求人を専門的に取り扱っています。
そのため、自分の強みを最大限活かせる天職を見つけられるでしょう。
また天職となりそうな求人を見つけた後、ワークポートではIT・WEBに特化したエージェントがサポートしてくれます。
IT・WEB系の仕事で自分の強みが活かせると思う人は、ワークポートのような特化型エージェントも登録してみると良いでしょう。
https://www.workport.co.jp/
レバテックフリーランス：フリーランスの味方
（出典：レバテックフリーランス公式HP）
レバテックフリーランスは、ここ最近急成長を続けるレバテック株式会社が運営するサービスです。
- フリーランス向けの求人に特化している
- エンジニア・クリエイター向けの求人が多い
フリーランス、WEB系はADHDと相性が良いと解説しましたが、この両面を兼ね備えているのがレバテックフリーランスです。
レバテックフリーランスは、業務委託を中心にフリーランス向けの求人を数多く取り扱っています。
さらに取扱求人のほとんどはデザイナーやエンジニアといった、WEB系が多い点も特徴です。
そのため受注する仕事などに不安を持たずにフリーランスを目指すのであれば、レバテックフリーランスを登録しておいて損はないでしょう。
https://freelance.levtech.jp/
ADHDと仕事に関するQ&A
ADHDが天職を探すため、事前に把握しておいたほうが良い質問事項をまとめました。
これから天職を見つけたい人は、それぞれ以下の解説を参考にして下さい。
ADHDでも「仕事ができる人」になれる？仕事術が知りたい
ADHDが仕事をうまく進めるには、以下のポイントを意識すると良いです。
- To doリストを作成する
- 思い出したことにすぐ取り掛かる
- 上司に具体的な指示を仰ぐ
まず最初に、その日に行うべきタスクをリスト化し「To doリスト」を制作しましょう。
リストに起こし可視化することで、業務の漏れを防げます。
またスケジューリングが苦手な場合、思い出したことは後回しにせずすぐに着手すると良いでしょう。
時間が経てばその分忘れてしまうリスクも大きくなります。
加えて上司から指示を受ける際、具体的な内容を確認することもおすすめです。
ただ仕事をこなすだけではなく目的やゴール、上司の望んでいることを正確に組み取ることで業務の進行もスムーズになります。
才能なしのADHDでも適職は見つけられますか？
まず大前提として「才能なしと思い込んでいる」だけで、才能があるケースがほとんどです。
そのためまずは才能なしと決めつけず、自分の長所を見つける努力をして下さい。
また天職を見つけたいのであれば、以下のポイントを抑えておきましょう。
- 自分が現状できること≒取り掛かる際に苦としないもの
- 自分がやりたいこと≒持続的な興味がある分野
ADHDに限らず、仕事を通して自分のやりたいことをすべて叶えるのは難しいです。
そのためまずは、自分に何ができるのかを把握しましょう。
その後自分のできることの中からやりたいことを選択することで、自分に適したやりがいのある仕事を見つけられます。
転職回数が多いので転職できるか不安です。
ADHDの場合ミスが多くなったり、突発的な発言をしてしまうなどのことから職場に居づらくなることも珍しくありません。
結果として仕事が長続きせず転職を繰り返してしまうことも多いでしょう。
一方約８割の人事は、転職回数が3回以上ある場合「気にする」と答えています。
（参考元：リクルートエージェント「転職回数が多いと選考で不利？-選考通過するための5つのポイント」より）
また転職回数が多いと、以下のようなイメージを持たれがちです。
- 1つの仕事を長く続けられない
- 周りとの協調性がない
- 入社してもすぐに辞められてしまいそう
上記の特徴が本当かどうかに限らず履歴書に転職が3回以上あると、多くの人事が上記のイメージを持ちます。
そこで重要なのが、転職回数の多さを不利にしないアピール方法です。
例えば多くの業界を経験したためスキルが豊富であったり、所属した各会社で優秀な実績を出していたなどが挙げられます。
このあたりのアピール方法やノウハウは転職エージェントが把握しているので、適切なサポートを受けると良いでしょう。
ADHDなのにエンジニアが向いてない気がします。
ADHDに向いているとされているエンジニアですが、人によっては不向きと感じる場合もあるでしょう。
エンジニアは長時間パソコンに向かい合い、黙々と開発作業を行います。
そのため不注意優勢型で1つのことに高い集中力を発揮できるとしても、そもそもIT分野に興味がないのであればエンジニアは天職にならないでしょう。
まずは1年ほど継続してみて、それでも集中力が続かなければ再び自分に向いている仕事を探してみて下さい。
ADHDは単純作業ができない？
多動性・衝動性優勢型のADHDの場合、1つの作業に集中しづらいため単純作業には向いていないでしょう。
ただそもそも、ADHDではなくても単純作業が苦手な人は多いです。
単純作業が苦手と感じるのであれば、以下のような対策を取ってみて下さい。
- 自分なりの目標を持つ
- 仕事以外の時間を充実させる
例えば工場勤務で部品制作を繰り返す場合、1時間でここまで完成させるなど小さな目標を立ててみて下さい。
こつこつ小さな目標をクリアすることで、モチベーションを保てるでしょう。
他にも仕事とプライベートを割り切って考える方法もあります。
プライベートをしっかりと充実させ、勤務してからは仕事に集中するなどメンタルを切り替えると良いでしょう。
もし対策を取っても改善がなければ、転職エージェントへ相談してもう一度自分に向いている仕事を選び直してみて下さい。
ADHDの天職は個人差あり！個性に合う仕事を選ぼう
天才的な偉人の事例からもわかるように、ADHDでも天職を見つけることで大いに活躍できます。
天職を見つけるためにはまず、正しい仕事選びが重要です。
自分の特性を理解し向いている仕事を選択できれば、入社後に活躍できるチャンスは十分にあります。
もしも自分の強みがわからず悩んでいる人は、一度転職エージェントへ相談し仕事選びを手伝ってもらってみて下さい。
適切な支援を受けることによって、自分の天職を見つけられるでしょう。
どれも無料で登録でき、併用して求人を探すのがおすすめです。