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20代未経験での「IT転職は難しい」って本当?転職成功のコツやおすすめの職種をご紹介

IT業界の転職市場では、20代未経験の人材需要が高まっています。
ただ、「未経験だと本当は難しいのでは?」と、興味はあっても不安に思う方も多いはず。

実は、現在のIT業界は、20代なら未経験でも転職できる可能性が高いです。

この記事では、未経験からIT転職するコツ・ポイントを転職失敗談・転職成功談を通して解説。
おすすめの職種も紹介しているので、IT業界で目指すべきキャリアを決める道しるべになるはずです。

IT業界へ転職してキャリアチェンジしたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

【当記事の監修者情報】

監修者:鈴木けんすけさん

株式会社hitocolor
代表取締役社長  鈴木けんすけ

2016年9月、株式会社hitocolorに参画。2020年4月より、代表取締役社長に就任。

「働くことにワクワクする社会」を追求し、
求人広告代理店事業・有料職業紹介事業の展開、転職サイト・自社オウンドメディア運営など、人材に関わるさまざまなサービスを提供している。


【経歴】

1980年(昭和55年) 神奈川県出身
2000年4月 株式会社アールケイエンタープライズに入社
2006年2月 個人事業主としてBtoC事業運営
2012年3月 KDDI株式会社に入社
2016年9月 株式会社hitocolorに参画
2017年6月 同、執行役員に就任
2018年4月 同、取締役に就任
2019年4月 同、常務取締役に就任
2020年4月より、当企業代表取締役社長に就任。

>>監修者詳細ページはこちら


【会社HP】
株式会社hitocolor

Contents

20代未経験のIT転職は「難しくない」

20代であれば、未経験でもIT転職は十分に可能です。

実はIT業界の求人倍率は極めて高い9倍以上と言われており、2030年にはIT人材が79万人不足すると予測されています。
(参考:経済産業省「平成 30 年度我が国におけるデータ駆動型社会に係る基盤整備(IT 人材等育成支援のための調査分析事業)」より)

そのため多くの企業が人手を募集しており、特に経験者採用は更に困難な状況。
自社育成前提で採用を行う企業が増えたため、未経験でもチャンスが多くなりました。

現在の売り手市場であれば、20代未経験の転職成功率は高いでしょう。

20代後半〜30代は未経験可求人が徐々に減ってくる

20代前半に比べると、20代後半~30代はやや転職難易度は上がるため注意が必要です。

自社での育成を前提とする企業は、出来るだけ年齢の若い第二新卒〜20代前半の人材を採用したいと考えています。

実際に未経験歓迎のIT求人は、キャリア形成のため35歳以下と条件を設けているケースも多く見られます。

未経験からIT業界を目指すのであれば、できるだけ早く行動を起こすのが転職成功のポイントです。

IT業界未経験の20代におすすめの職種

未経験からIT業界への転職を目指す20代には、以下の職種がおすすめです。

職種名仕事内容
プログラマー仕様書に沿った開発・プログラミング
WEBデザイナーWEBページのデザイン・設計
IT営業エンジニアの紹介・システムのセールス
WEBマーケターWEB広告の成果分析・改善企画の立案
WEBライターWEBコンテンツの文章作成
テスター・デバッガーシステム・ソフトのバグテスト

※タップで該当箇所へスクロールします。

それぞれの業務内容と、未経験20代であれば転職できるポイントを解説していきます。

プログラマー

プログラマーは、要件定義・設計書に沿ってシステムを作るポジションです。

主な業務は、システム・ソフトを動かすためのコードを書くこと。
システム設計書自体は、エンジニアが取引先のクライアントと打ち合わせをして作成してくれるため安心です。

一見難しく感じるかもしれませんが、未経験者のために多くの企業がOJTや研修制度を設けています。
スキルが身に付けばエンジニアも目指せるので、キャリアアップを考えてIT業界へ転職したい方へおすすめです。

WEBデザイナー

WEBデザイナーは、サイト上のビジュアルに関わる範囲を担当します。

具体的な作業範囲はページのUIや配色、問い合わせフォームの設置などの見える部分のみ。

複雑なプログラミング言語を利用しませんし、オンラインスクールや独学用の情報サイトも多数展開されています。
ITが完全未経験の方でも始めやすいのでおすすめです。

クリエイティブなものが好き・細かい部分に注意を払える方は、WEBデザイナーに向いているでしょう。

IT営業

IT営業は法人の課題に対してソリューションを提供する役割で、主に2種類に分類されます。

  • SES営業:派遣できるエンジニアの紹介
  • SIer営業:システム構築の解決策提案

SES営業はエンジニアが足りない多くの企業を支えており、アポイントの取得・成約率も高いです。無形商材の法人営業経験があれば活かせるでしょう。

一方、SIer営業の場合、自社製品・外部商品も織り交ぜて提案するためハードルは高いです。
難易度が高い分、将来ITコンサルタントを目指せるため、人と関わる仕事がしたい・プレゼンが得意な方におすすめします。

WEBマーケター

WEBマーケターは、WEB・SNSを用いるマーケティングを企画・実行する職種。
主な業務は、データを集計・分析を元にした売上向上の施策や課題解決の立案です。

未経験向けのスクールや求人募集も多く、初心者のハードルは高くありません。

また以下の資格があれば知識・スキルを証明できるため、有利に転職したい方は取得しましょう。

  • Google Analytics Indibidual Qualification
  • ウェブ解析士
  • Webアナリスト検定
  • Google AdWords認定資格

将来的には、データサイエンティストとしてキャリアアップも望めます。

数字好き・ロジカルな考え方ができる方は、WEBマーケターも視野に入れてみて下さい。

WEBライター

WEBライターは、WEB上の文章を作成する職業です。
商品を売るためのキャッチコピーや、企業サイト・まとめサイトのコンテンツを執筆します。

基本的なPC入力スキルと日本語能力があれば、どなたでも始められるのが魅力です。

キャリアアップを目指す上で、重宝されるスキルはマーケティング能力。
SEO対策と言われる「検索エンジンで記事を上位表示させる手法」を身に着けることが必要です。

SNSへの投稿が好き・文章を書くことが得意な方は、WEBライターに挑戦すると良いでしょう。

テスター・デバッガー

テスター・デバッカーは、システム開発とは別でシステムにバグがないか検証する仕事です。
開発過程で起こるバグを確認したり、システムのリリースに備えて正しく動作するか・不具合がないかをチェックします。

プログラマーほど業務内容は複雑ではないため、IT未経験者を採用する企業も多いです。

またテスト検証を通してシステムの組み方・開発言語にも詳しくなっていくので、将来的にプログラマーへ転職することもできます。

テスター・デバッガーは、小さなミスも見逃さない・几帳面で集中力が高い方におすすめです。

未経験からのIT転職を成功させるコツ

IT業界未経験から転職を成功させる4つのコツをご紹介します。

これからIT業界へ転職したい方は、ぜひ確認してみてください。

転職に有利な資格を取る

同じIT業界未経験者と差をつけたいなら、IT関連の資格を取得して転職活動に挑むのがおすすめ。

以下は、基本的なIT・パソコンの知識を証明できる国家資格です。

  • ITパスポート
  • 基本技術者試験
  • マイクロソフトオフィススペシャリスト

これらの資格を取得すれば、最低限の知識や自発的に学べる行動力を結果で示せます。
採用担当者に、良い印象を与えられるでしょう。

尚IT系の資格は無数にありますが、ベンダー資格は使える範囲が限られています。
選考対策には、多くの企業で活用できる国家資格やベンダーニュートラルの取得をおすすめです。

ベンダー資格とは、AWSやLPICといった特定の企業・システムに関する資格です。
AWSであればアマゾン、LPICであればLinuxの開発や操作ができることを証明します。

一方のベンダーニュートラルは、企業・製品・システムに依存しない認定資格。
転職先が用いるサービス・開発環境に左右されない資格のため、ベンダーニュートラルの方が汎用性が高いです。

中小企業・ベンチャー企業を狙う

IT未経験の20代は、中小企業やベンチャー企業を狙うことも転職成功に必須のポイント。

大手企業では毎年計画的に新卒を採用する分、中途採用に即戦力を求める傾向があり転職難易度は高めです。

一方、中小企業・ベンチャー企業は、大手企業のように即戦力採用が簡単には集まりません。
そのためポテンシャル採用で未経験の若手を集め、自社で研修を行っている企業が多いです。

また、企業規模が小さいと業務範囲・裁量に応じて急速にスキルを身につけられるため、早いステップアップが期待できます。

企業研究はOJT・研修制度を最優先に見る

未経験者がIT業界でキャリア形成をするには、OJT・研修制度のある企業選ぶのも転職成功に欠かせません。

初心者の状態で、入社後一人でゼロからスキル・技術を習得するのは簡単ではありません。
自分の成長が感じられないとモチベーションが低下し、早期離職に繋がってしまいます。

求人を探す際は「OJTあり」「研修制度あり」などの条件で絞り込み、制度が万全な企業を選択するようにして下さい。

転職エージェントのサポートを活用する

IT業界未経験者の転職活動には、転職エージェントの活用が効果的です。
転職活動のサポートを受けられたり、業界の慣習・傾向を把握できるメリットがあります。

  • IT業界の動向を踏まえたアドバイス・求人紹介
  • 履歴書・職務経歴書の添削
  • IT業界特有の面接質問対策
  • 日程調査など企業間交渉代行

人物重視・ポテンシャル採用枠を狙う際のポイントは、IT業界への理解を深めること。
経験がなくても、具体的で伝わるキャリアプラン・思いへと言語化できます。

また選考に漏れてしまった際もすぐにフィードバックをもらえるので、内定獲得率向上も期待できるでしょう。

IT業界未経験の20代におすすめの転職エージェント4選

未経験からIT業界を目指す20代には、以下4つの転職エージェントがおすすめです。

※タップで該当箇所へスクロールします。

各社の強み・特徴を比較しながら、自分にぴったりのサービスを見つけましょう。

就職Shop(就職ショップ)

就職ShopのLP

(出典:就職Shop公式サイト

就職Shop(就職ショップ)は、若手に特化した転職エージェント。
サービスを利用される人の約9割が20代です。

業界大手のリクルート社が運営しており、登録企業数は10,000社超え
未経験向けの求人を中心に取り扱っているため、希望に合わせてIT求人を紹介してもらえます。

またコンサルタントの親身なサポートに定評があり、サポート体制も申し分ありません。

就職Shopは、20代IT未経験で転職を目指す全ての方へおすすめできるサービスです。

ITプログラマーになりたくて、未経験に強そうな就職Shopを利用しました。教育制度が整っている企業を紹介してもらえるか不安でしたが、希望通り研修期間がしっかりある企業から内定をもらえました。

Kさん 東京都 24歳 男性

転職サイトではIT企業を中心に応募してみたものの、どこも書類で落ちてしまい、状況を打開するために就職ショップさんへ申し込みしました。求人の紹介はもちろん、実際に会って様々なサポートをしていただいて、無事転職できました!

Sさん 埼玉県 25歳 男性

就職Shop公式サイト
https://www.ss-shop.jp/

ギークリー(Geekly)

ギークリー公式サイト

(出典:ギークリー公式HP

ギークリー(Geekly)は、WEB・ゲーム業界に強みを持つ転職エージェントです。

エンジニア・クリエイター・IT営業など、IT業界の多彩な職種を取り扱っています。
職種ごとに求人特集を組んでおり、選択肢は多いでしょう。

また自社メディアのGeekly Mediaでは、転職ノウハウ情報を展開しています。
最新技術やIT業界の動向など、未経験なら知っておきたい知識が満載です。

事前準備をしっかりおこなって転職活動をしたい方は、コンサルタントのアドバイスと転職コラムを上手く活用されることをおすすめします。

元々営業職でしたが、IT関連の営業へとジョブチェンジをしました。ギークリーは前職の経験が活かせそうなIT営業の求人が多かったので、いくつかの企業から絞りこみ、希望通りの転職を叶えられました。

Tさん 27歳 東京都 男性

IT知識ゼロからの転職でしたが、サイト上のコラムを参考に転職活動を進めていきました。どうしても理解できないところはコンサルタントにアドバイスを貰えたので感謝しています。

Uさん 23歳 埼玉県 男性

※お客様の声の一部を掲載しています。

ギークリー 公式サイト
https://www.geekly.co.jp/

DYM就職

DYM就職のLP

(出典:DYM就職公式HP

DYM就職は、第二新卒やフリーターも対象に含む20代若手の支援が得意な転職エージェント。
IT業界での転職にも対応しています。

転職活動中はコンサルタントの転職サポートがつくため、初めての転職でも安心です。

おすすめのポイントは、若手向けの大手企業の求人も取扱っていること。
会社規模や福利厚生にこだわりがあれば、面談時に相談してみて下さい。

大手IT企業も視野に入れて転職先を決めたい方は、DYM就職を検討しましょう。

大手企業が第一志望でDYM就職を利用しました。他のエージェントに比べ大企業の求人が多い点はメリットだと思います。

Kさん 千葉県 26歳 女性

DYM就職の担当者さんがすごく丁寧な方で、すごく頼りになりました。IT未経験からの転職だったので心配なことも多かったですが、随時質問に答えてくれたので、自信をもって面接に臨み、第一志望から内定をいただけました。

Sさん 東京都 24歳 男性

DYM就職公式サイト
https://www.dshu.jp/

ユニゾンキャリア

ユニゾンキャリアLP

(出典:ユニゾンキャリア公式HP

ユニゾンキャリアは、未経験の方を中心にIT/Web業界への転職を支援しているエージェントです。

未経験者の就業決定率はなんと95%。
営業職からシステムエンジニア・接客業からWebデザイナー・製造業からゲームプログラマーなど、様々なキャリアチェンジを実現できます。

また研修が充実している優良企業の求人が1万件以上もあることもおすすめなポイント。
IT未経験者にぴったりの企業を見つけやすいでしょう。

未経験でIT/Web業界へ転職を考えている人は、ユニゾンキャリアがおすすめです。

業界自体も未経験でしたし、何もかも不安でしたがエージェントの方が詳しく説明してくれたため、安心して挑戦することができました。また、私は面接にとても不安があったのですが、そうした中でも色々とアドバイスをしていただけたり、一緒に内容を考えていただけてとても心強かったです。そのおかげで無事に第一志望の企業から内定も頂けました。

Kさん

未経験からIT業界へ就職したいと思ったものの、何をすればいいかわからず困っていた折にとても助けていただきました。面接対策をとにかくしっかりしたいという方に特におすすめです。面接対策を一緒に考えてくださいますし、面接で聞かれるかもしれないITの知識も教えてくださいました。

Hさん

ユニゾンキャリア公式サイト
https://unison-career.com/

転職エージェントを使う未経験からIT転職する流れ

転職エージェントを利用する際、転職活動は以下の流れで進めます。

各フェーズのポイント・注意点を参考にすれば、スムーズなIT転職が叶うでしょう。

1:サービス登録・マイページログイン

IT業界へ転職すると決めたら、転職エージェントへ登録していきましょう。

以下のまずはWEBサイトへ移動し、以下の基本項目を入力してください。

  • 名前・住所などの基本情報
  • メールアドレス・電話番号
  • スキル・経歴
  • 希望職種・年収など

これらのプロフィール情報をもとに、求人紹介やその後のサポートがおこなわれます。

登録後は、担当コンサルタントが決まり次第連絡が届く流れです。
特にメールアドレス・電話番号は、間違いのないように入力してください。

尚自分用のマイページが開設されたら、ログインできることを確認しておきましょう。

2:コンサルタントと面談・求人紹介

面談の日程を事前に決め、当日は担当コンサルタントと約1時間半ほどの面談を行います。
希望条件やスケジュールのすり合わせが目的です。

スムーズに面談を進行するため、当日までに以下の準備を済ませます。

  • 履歴書・経歴書作成
  • IT業界を志望する理由
  • 希望条件と条件の優先順位

またコンサルタントには、「未経験からIT業界を目指したい」と明確に伝えましょう。
個人のレベルに沿って求人を検討してくれるため、研修制度・OJTありの求人を中心に紹介してもらえるようになります。

3:履歴書・職務経歴書・ポートフォリオ添削

企業へ提出する前に書類添削を受けられることも、転職エージェントの強みです。

未経験からIT業界へ転職を考える方が増えているため、ありきたりな志望動機では他の応募者との差別化が図れません。

転職コンサルタントは、IT業界の知識や転職に必要なノウハウを熟知しています。
志望動機や履歴書の書き方などのアドバイスは、応募先企業ごとに貰いましょう。

未経験者もポートフォリオは作るべき?

独学での開発実績があればポートフォリオを作成し、コンサルタントにチェックしてもらいましょう。
技術力を確認したいため、実務未経験の方にもポートフォリオ提出を求める企業が増えています。

ただし、完全未経験の場合は、ポートフォリオ制作は不要です。
「未経験歓迎」の求人は、企業側も応募者が素人であるとを分かった上で募集しています。

心配であれば、担当コンサルタントに「ポートフォリオがないのですが大丈夫でしょうか」と一言相談するのをおすすめします。

4:面接対策

書類選考通過後、担当コンサルタントと面接対策をおこないます。

IT業界は専門用語が多いですし、職種や業務内容は多岐にわたります。
面接当日までに、以下の項目はしっかりと把握ししましょう。

  • 最低限知っておくべきIT知識
  • 今回応募した職種の詳細
  • よく聞かれる質問

AIの発展やデジタル化のメリットデメリットなど、頻出質問を知っていれば落ち着いて本番に臨めます。

また未経験者の場合、仕事内容が曖昧できちんと理解できていないことも珍しくありません。
応募先企業に失礼のないよう、応募する職種の詳細は再度確認しておくのがおすすめです。

5:内定後のフォロー

転職エージェントでは内定をもらって終わりでなく、内定後フォローがあるケースもあります。
内定後・入社後に定期的に質問・相談に乗ってくれるため、未経験でIT業界へ転職後も安心でしょう。

また内定が決まったかどうかは、担当コンサルタントから応募者へ連絡が届きます。
入社意思はコンサルタントを通して企業へ報告され、複数内定が出ていた場合もエージェントが内定辞退の調整をしてくれるため安心です。

転職エージェントを複数社利用していて内定が出たら、別サービスで内定が決まったことを必ず共有してください。

IT業界未経験の20代が起こしがちな失敗3選

IT業界未経験の20代が、転職活動で起こしがちな失敗を3つ解説します。

各ケースで考えられる原因をチェックし、対策も合わせて目を通しましょう。

志望動機・転職理由が弱い

志望動機や転職理由が弱いと、採用担当者には思いが伝わりません。
未経験者がIT業界へ転職する理由として、以下のようなものが挙げられます。

  • IT業界は成長が見込めるから
  • 今後廃れない技術が身につけられそうだから
  • 在宅・リモートワークに憧れがあるから

これらの理由は他業界の職種・業種でも当てはまるため、IT業界への志望動機としては弱いです。
IT業界ならではの目標やこだわる理由に焦点を当てた内容を考えましょう。

印象のいい志望動機作成例文

以下のポイントを抑えて、採用担当の目に留まる志望動機を作成しましょう。

  • IT業界以外では叶えられない目標がある
  • 志望した企業にこだわる理由
  • 行動力を持っている
  • 成長できる素質がある

例文を3つ作成しましたので、見直し等の参考にしてみて下さい。

元々テクノロジーや最新技術に興味があり、独学で開発やシステムに関して知見を深めていました。現在では社会の成長にITは欠かせないものだと思い、私自身も社会の成長に携わりたくこの度ご応募いたしました。実務未経験ながら独学で取り組んでいる最中なので、より専門的なスキルを身に着けて貴社に貢献したく思います。

前職は物流業界で受発注の管理などを行っていましたが、全体の約3割は書類やFAXによるものでした。一部はデジタル化されていましたが、業界的にはまだまだ浸透していないように思えます。貴社が開発している物流向けのシステムは、まさに私が物流業界を変えていきたいことを実現されており、感銘を受けこの度ご応募いたしました。

現在はアパレル業界に努めておりますが、その以前は医療業界に努めておりました。全く異なる業界を2つ経験していく中で、私自身新しいスキルを身につけること、環境の変化に対応する能力があると思っております。もともと新しいものや流行のものに心を惹かれる性格のため、私にとって新たなIT領域に対して、全力で取り組んで参ります。

IT業界の動向・事業・領域を知らない

IT業界の動向・事業・領域に関する知識がなさすぎて、転職に失敗したケースも挙げられます。

急速に変化する業界のため、常に最新のマーケットや技術の学習が必要です。
応募先のサービス・システムに詳しくないと、アピールすべきポイントもブレてしまうでしょう。

また「エンジニアになりたい」と思ったら、エンジニアの種類と領域を調べる必要があります。

大まかな種類詳細例
開発エンジニア
  • プログラマー
  • フロントエンドエンジニア
  • サーバーサイドエンジニア
  • AIエンジニア
  • 組み込みエンジニア
インフラエンジニア
  • ネットワークエンジニア
  • セキュリティエンジニア
  • クラウドエンジニア
  • データベースエンジニア
その他エンジニア
  • セールスエンジニア
  • ヘルプデスク
  • 社内SE

まずは応募企業の事業・動向を把握し、求められる人材を研究してみてください。

将来性のない業種を選んでしまう

将来性のない業種は避けて、以下の将来需要が伸びる業種を中心に選ぶことをおすすめします。

将来性が危ぶまれる業種将来需要が高まる業種
  • アパレル
  • テレビ
  • 士業
  • AI・IoT
  • e-スポーツ
  • 半導体

AI・IoTは家電の自動化に利用されており、多くのメーカーが取り入れはじめました。

またアプリゲームの流行後、プロスポーツとして認められたe-スポーツも注目です。
半導体は新型スマートフォンの開発が遅れるほど、様々な業界で需要が急拡大しており将来性が見込めます。

長期的に見てキャリアに影響が及ばないよう、職種と同じくらい業種にもこだわりましょう。

IT業界未経験20代の転職体験談【失敗談・成功談】

IT業界未経験20代から寄せられた転職体験談を掲載しました。

成功談失敗談

※タップで該当箇所へスクロールします。

失敗要因と成功要因どちらも確認して、これからの転職活動へ活かしましょう。

研修制度が整っていない企業に中途入社してしまった失敗談

IT業界未経験にも関わらず、研修がない企業へ中途入社して失敗した方の体験談です。

コロナの影響で仕事が続けられなくなり、将来性のあるIT企業へ転職しました。収入面から不安があり、焦って企業を決めましたが2日間の座学の後、すぐに現場に配属されました。ただ十分な研修がなかったためわからないことだらけで、毎日遅くまで仕事がかかります。

Sさん 兵庫県 23歳 女性

IT未経験で転職するなら研修制度は必須ですが、企業によっては研修が殆どないケースもあります。
体験談のように「見て覚えろ」というスタンスで、未経験者をそのまま現場配属してしまうことも。

専門知識がない初心者が、現場から自力で学ぶのは困難です。
OJT・十分な研修期間があるかは、求人票と面接で必ず確認しましょう。

「ユニゾンキャリア」なら、研修が充実している優良企業の求人が1万件以上もあります。

エンジニアやwebデザイナー初心者であっても脱落せず着実に成長していける企業を見つけやすいため、IT未経験者に特におすすめです。

ユニゾンキャリア公式サイト
https://unison-career.com/

 

「使えない第二新卒」の烙印を押されてしまった失敗談

使えない人材のレッテルを貼られた結果、転職活動が上手くいかない第二新卒の失敗ケースです。

新卒で入社した企業と合わず3ヶ月で転職活動を開始。プログラマーを目指しIT企業をいくつか受けましたが、面接時に「またすぐに転職しませんか」とよく聞かれます。結果的にその質問が出てきた企業は一次選考が通らず、転職活動に苦戦しています。

Uさん 福岡県 23歳 男性

社会人経験が未熟な20代での転職は、伝え方次第で「逃げた」「諦めが早い」印象を持たれてしまいます。
以下のポイントは必ず抑えて、企業が納得できる転職理由を意識してみて下さい。

  • 早期転職を「逃げ」「諦め」と思わせない
  • IT業界で働きたい明確な理由
  • 転職を繰り返さない・長く働きたいとアピール

また「一緒に働きたい」と思って貰えるように、ネガティブな転職理由はポジティブな言葉に置き換えて伝えましょう。

WEBエンジニアになり年収が上がった転職成功談

未経験からWEBエンジニアへ転職し、年収が上がった方の声を紹介します。

前職では営業をしていましたが、年収に不満があり未経験歓迎の企業でWEBエンジニアになりました。元々売上げアップの為にマーケティング的な要素を含む業務もあり、多少のIT知識があったため無事内定を獲得。前職に比べ年収も40万円ほどあがり、転職活動は成功したと思います。

Iさん 大阪府 25歳 男性

エンジニアの平均年収は約450万円と言われており、国内全職種の平均値400万円よりも高いです。
年収ベースが高い職種のため、転職成功とともに収入アップが期待できます。

またIT企業はスキル重視の評価制度を設定していることが多いのも嬉しいポイント。
技術が身に着ければ、勤続年数にかかわらず年収を上げられるでしょう。

SEとして裁量のある仕事ができるようになった転職成功談

SEへ転職成功して、裁量ある仕事に取り組めるようになった方の体験談です。

もともと事務職をしていましたが独学で少し開発を学んでいたため、IT企業へ転職を決意しました。研修期間が長いこともあり、現場配属後すぐにSEを任され少しずつですが裁量、やりがいのある仕事ができて毎日充実しています。

Kさん 北海道 27歳 男性

特に中小企業・ベンチャー企業は少数精鋭のため、早期に裁量のある仕事へアサインされることも。
現場で学ぶ機会が増えるため、速いスピードで一人前のエンジニアへ成長できます。

多くの経験を積みたい方には、社員数が少なめで平均年齢が若い企業がおすすめです。

ただし極端に人が少ないと研修が手薄なリスクも考えられるため、研修の期間・制度は十分に確認して下さい。

IT業界未経験者向け面接対策|よくある質問と回答例

未経験からIT業界へ転職する場合に、面接でよく挙がる質問を4つ厳選しました。

回答のポイントと回答例を合わせて把握して、転職活動へ役立ててみて下さい。

質問:IT業界を志望しようと思ったきっかけは?

「IT業界を未経験から志望したきっかけ」は、頻繁に聞かれる質問の一つ。

IT技術を用いて実現したいことIT業界でなければいけない理由を答えましょう。

回答例

介護職員として働いていましたが、介護の現場はまだまだ人間の力に頼り十分な人数の人々を救えていないと考えています。デジタル技術を利用した自動化や生産性の向上は今後の介護業界には必須だです。もともと人の役に立ちたいという理由から介護職員になったのでその軸変わりませんが、今後はその意志を技術的な側面から社会に貢献したくIT業界を志望いたしました。

また自己分析を通して、IT業界で役立ちそうな自分の強みを見つけられるとベストです。
回答の説得力がアップするため、採用担当者の評価も高まります。

質問:前職の退職理由は?

前職の退職理由は、ミスマッチを防ぎたい企業から必ず問われる内容です。

退職理由がネガティブな場合はポジティブな言葉へ置き換えて、面接官の抱く不安を払拭しましょう。

回答例

営業に関わる多くの問題は、ITの力がなければ解決できないと確信したためです。
現在営業職として働いている中で、営業アシスタントの方からサポートを受けています。裏方で膨大な作業を手作業でこなす現実を知り、課題を感じました。私は営業マンをしていたので、営業側の課題も理解しています。またアシスタントの作業も含め、全体の生産性を底上げできる仕組みを作りたいと思うようになりました。
営業とアシスタントの一連の事務作業をデジタル化し、より円滑な体制を目指すことで売り上げアップに貢献したいと考えています。

ポジティブな言葉へ置き換える際の注意点は、本心からブレないように伝えること。
企業の意図・配慮とのズレが生じた場合、転職後の生活が辛くなっなってしまいます。

退職理由の聞こえを良くするために、全く別の理由を建前に使うのは避けましょう。

質問:自主的に学習しようと思っていることは?

自主的に学習しようと思っていることを質問する企業は、人物・ポテンシャルを重視しています。

やる気を評価してもらうため、学ぶ意思や自分で考え取り組む姿勢を強調しましょう。

回答例

今後はJavaScriptを中心に学んでいこうと思っております。まずはWEBデザインの基本であるHTML・CSSは独学である程度理解しました。ただ表面のデザインだけではWEBサイトは動かないため、サーバーサイドも非常に大切だと考えています。今1番興味があるのはNode.jsです。フロント・バックエンド両方理解して、質の高いWEB開発ができるエンジニアを目指したいです。

IT企業に挑戦したいという熱意だけではなく、具体的に何をしているかが重要なポイントです。
オンラインスクールや技術書で気軽に学べるため、興味のある言語や人気の言語から挑戦してみてください。

質問:弊社を通じてどうしたいですか?

弊社を通じてどうしたいかは、転職後の具体的なビジョンを尋ねられています。

中長期的なキャリアから逆算して、応募先企業でどのように貢献したいのかを答えましょう。

回答例

貴社のサービスを競合他社よりも認知度を上げ、業界No.1のサービスにし、より多くの人が抱える課題を解決できることを望んでいます。まずはプログラマーとして一人でコードを書けることを目指しています。その後仕様書の設計を覚え、ゆくゆくはプロジェクトの要件定義が行えることが目標です。将来的には、デジタルを利用し人々の課題を解決できるような人材を目指しています。

まずは適切な自己分析や振り返りを行い、自分の現状位置を把握することが大切です。

また、応募先企業の独自システムがあれば、「それを利用してどのような問題を解決していきたいか」を考えるといいでしょう。

未経験20代のIT転職にまつわるQ&A

20代IT業界未経験の方から、転職について以下の質問が多く寄せられています。

気になる疑問は、各回答をチェックしてみて下さい。

IT業界の平均年収は?

IT業界の平均年収は450万円前後と言われており、業種別では以下の通りです。

業種平均年収目安
システムインティグレーター・ソフトハウス500万円
ソフトウェアベンダー470万円
インターネット関連450万円
通信・ISP・データセンター450万円
ゲーム450万円

未経験でテスターやデバッガーから始めて、上位5つの業種へキャリアチェンジすれば年収アップが期待できます。

いずれも需要が高まり今後伸びる分野ですので、未経験からIT業界を目指すなら成長性が見込める業種・分野を狙うと良いでしょう。

高卒20代でもIT企業への転職はできる?

結論から言うと、IT未経験の高卒20代でも転職可能です。
転職に挑戦する場合は、以下のポイントを押さえましょう。

  • 独学で開発してきた経験がある
  • 最新のテクノロジーに詳しい
  • 自ら積極的に学ぶ意志がある
  • 新しいことに対して全力で取り組むスタミナがある

IT業界で年功序列制度の会社は少なく、多くの企業が実力主義の評価体制をとっていることがほとんど。
スキルが重要視されるため、学歴に制限をかける企業は少ない傾向にあります。

プログラミングスクールには通うべき?

プログラミングスクールは選択肢の1つですが、早期スキルアップのため実務経験を積むことを優先しましょう。

プログラミングスクールは徹底したカリキュラムのもと、確かな知識を身につけられます。
一方で実務でアウトプットできなければ、システム開発のスキルはなかなか習得できません。

OJT制度のある企業では、先輩にいつでも質問できる環境下で実務を通して成長できます。
授業料をかけずに、研修を受けながら給料がもらえるのも嬉しいメリットでしょう。

20代女性はIT業界に転職しづらいって本当?

IT業界での転職において、性別は全く関係ありません
肉体労働でないため、仕事の優劣が男女差でつくことも基本的にないです。

現状、女性エンジニアは全体の約25%と非常に少ない状況下にあります。
企業側も課題と認識しており、多くの会社が男女比率を見直している最中です。

(参考:経済産業省「平成 30 年度我が国におけるデータ駆動型社会に係る基盤整備(IT 人材等育成支援のための調査分析事業)」より)

女性が極端に優遇されることはないものの、同じ能力のエンジニア男女なら女性の方がチャンスが多いと言えるでしょう。

「IT業界はやめとけ」って言われているのはなんで?

「IT業界はやめとけ」と言われる1番の理由は、残業時間

1社あたり月の残業が80時間を超える社員の割合が8.2%と、全業界の中で残業率が高い部類に位置します。
(参考:厚生労働省「IT業界の長時間労働対策について」より)

またシステムトラブルがあれば24時間の保守管理や休日対応のため夜勤に入るなど、一部労働環境が悪いのも事実です。

尚厚生労働省が指揮を取り問題改善に努めた結果、現在は労働環境は大きく改善されたので過剰な心配は不要でしょう。

IT業界未経験の20代はスピードが命

IT業界未経験者が転職をするのであれば、転職成功率の高い20代前半で決められると理想的です。

人材不足が続いているため、ポテンシャル採用をおこなう企業も増えています。
一方で、年齢が上がるほど不利になることは否めません。

また、事業領域・業種選びはキャリア形成に大きく影響しますので、転職エージェントからアドバイスを貰いつつ慎重に検討を重ねましょう。

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