シビアな環境で働く看護師の方の中には「仕事を辞めたいけどこんな理由で辞めるのは甘え?」「辞めたいと考えるのは自分だけ?」となかなか一歩が踏み出せない方もいるでしょう。
「日本看護協会|2020 年 病院看護実態調査」によると正規雇用看護師の離職率は11.5%という結果があり、事実様々な理由で看護師の方が辞めているのがわかります。
そこで本記事では看護師の方がどんな理由で辞めているのかを紹介し、「辞めるべきなのか」「もう少しその職場にいるべきなのか」の対応策を徹底解説。
職場選びのコツ・転職を成功させる方法も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
【この記事の監修者】
株式会社hitocolor
代表取締役社長 鈴木けんすけ
2016年9月、株式会社hitocolorに参画。2020年4月より、代表取締役社長に就任。
「働くことにワクワクする社会」を追求し、
求人広告代理店事業・有料職業紹介事業の展開、転職サイト・自社オウンドメディア運営など、人材に関わるさまざまなサービスを提供している。
【経歴】
1980年(昭和55年) 神奈川県出身
2000年4月 株式会社アールケイエンタープライズに入社
2006年2月 個人事業主としてBtoC事業運営
2012年3月 KDDI株式会社に入社
2016年9月 株式会社hitocolorに参画
2017年6月 同、執行役員に就任
2018年4月 同、取締役に就任
2019年4月 同、常務取締役に就任
2020年4月より、当企業代表取締役社長に就任。
【会社HP】
株式会社hitocolor
Contents
看護師を辞めたい理由と対応策11選
まずは、看護師を辞めたい理由と対応策11選を紹介します。
看護師を辞めるまえに、まずは辞めたい理由の対応策を試してみましょう。
職場の人間関係が悪いため辞めたい
看護師の職場では女性特有の殺伐とした雰囲気が生まれやすく、また医師と良好な関係が築けないと働きにくさに直結してしまうため人間関係が原因で辞めたいと考える人が多いです。
人間関係の良し悪しは入職しなければわからないので、転職しても必ず改善されるという保証はありません。
まずは以下の方法を試して、現在の職場で円満な人間関係を築けるように自ら行動を起こし対処するのがおすすめです。
- 自分から明るく元気に挨拶をする
- 相手の話をよく聞いて共感する
- 相槌を入れて聞いている姿勢を示す
- 相手の良いところをさりげなく褒める
しかし施設内でパワハラが横行している場合は、すぐにでも転職を検討するべきです。
業務に致命的な支障をきたしたり身体や心の病気に繋がりかねないため、健康に被害が及ばないうちに転職を考えましょう。
残業や夜勤による過労がきついため
看護師は人手不足や患者の急変などによって残業が発生しやすいため、過労によって辞めたいと感じる人が多くいます。
上記からもわかる通り残業している人は80%以上で、過労死ラインにひっかかる「月60時間以上の残業」をしている看護師は0.8%いるという結果に。
以下の辞めたほうがいい超過勤務の特徴に当てはまる場合は、すぐに転職を検討することをおすすめします。
- 過労死が危ぶまれる月60時間以上の勤務をさせられている
- 夜勤明けにすぐ日勤がある
- 労働基準法違反のサービス残業が当たり前になっている
汚い・危険な業務のため
看護師の業務には以下のような作業が含まれているため、「汚い・危険」と抵抗を感じて辞めたいと思う人がいます。
- 排泄物の処理
- 鼻汁や痰の吸引
- ドレーンからの廃液
- 針刺し事故の危険
- 感染の危険
これらの業務に抵抗を感じるのは、仕事内容にまだ慣れていない1年目の新人看護師が多い傾向にあります。
病棟の看護師は汚い・危険といった仕事を避けられないため、企業の医務室や健康管理室・美容外科に転職するのがおすすめです。
ミスが怖い・責任が重いため
看護師は小さなミスでも重大な医療事故を招く危険性と常に隣り合わせのため、その責任に耐えきれず辞めたいと思う人がいます。
また命を預かる仕事上インシデント・ヒヤリハットの発生に対しての責任が重く、ミスをするのが怖いと感じて業務にあたれなくなってしまう人も。
特に急性期病棟や緩和病棟は死と向き合わなければならないため、プレッシャーは何十倍にも大きくなります。
新人看護師の場合はまだ業務に慣れていないだけの可能性もあるので、休養を取ったり友人と話したりしてストレスを溜め込まないようにリフレッシュしましょう。
また医療事故への不安を感じる度合いは職場によって異なるので、転職する場合は施設全体で医療事故が発生しないように取り組んでいる病院がおすすめです。
仕事ができない・覚えられないため
看護師は日々臨機応変な対応が求められるため、目まぐるしく変わる仕事内容をこなすことができないと自信を無くして辞めたいと思ってしまう人も。
特に1年目の看護師など入ったばかりの若手であればあるほど、その傾向は強くなります。
以下のように取り組む姿勢を見直すと現職で改善できる可能性があるので、仕事ができないと悩んでいる方は参考にしてください。
- 必ずメモを取ってその日のうちにメモをわかりやすくまとめる
- 期限を決めて仕事を覚える
- 指さし確認や声出し確認をする
- ダブルチェックをする
仕事内容が向いていないと感じる方は、異動願いを出してみるのもおすすめです。
給料が割に合わないため
看護師は仕事内容や勤務体制がハードにも関わらず給料が安いため、「もっと割に合う仕事がしたい」と感じる人もいます。
看護師は基本的に職場を変えても劇的に給料が変動することはないため、給料を増やしたい場合は看護師を辞めて違う仕事に転職するのがいいでしょう。
キャリアプランがないまま看護師を退職するのは危険なので、やりたい仕事など将来に向けたプランを立ててから辞めることをおすすめします。
ストレスによる体調不良のため
看護師のハードな労働環境によって、心身ともに体調不良になり辞めざるを得ない状況になってしまう人も。
以下のようなストレス症状がある方は、すぐに看護師を辞めることをおすすめします。
- 体重の急増・急減
- 慢性的な吐き気
- 身体が重く朝起きられない
- 夜なかなか寝付けない
- うつ病
体調不良が悪化すると現職を続けながら転職活動をすることが難しくなり、結果として職を失いかねないのでなるべく早く転職を検討するといいでしょう。
患者さんやその家族からのクレームが辛いため
看護師をしていると患者さんやその家族から様々なクレームを受けることもあるため、心が折れて辞めたいと思う人もいるようです。
長時間労働・不規則勤務・責任感によるストレスなど精神的にも肉体的にも負担が大きいなかで、他者からのクレームはまさに追い打ちをかけられてしまいます。
患者さんやその家族からのクレームが辛いときには、看護師仲間に話してストレスを溜め込まないように心がけましょう。
職場を変えてもクレームを浴びる可能性は消えないので、どうしても耐えられない場合は看護師の資格を活かした他の職種に転職することをおすすめします。
コロナウィルスの影響のため
コロナウィルスの影響によって看護師の負担が大きくなったことで、看護師を辞めたいと思う人もいます。
看護師が受けているコロナウィルスの影響は主に以下です。
- 満床状態が続き過重労働
- いつコロナウィルスに感染するかわからない精神的な不安
- 家族に感染させてしまう心配
コロナウィルスの影響で辞めたい場合は病院を変えてもあまり状況は変わらないため、看護師の資格を活かして他の職種に転職するといいでしょう。
結婚や子育てなどで家族を優先したいため
結婚や子育てなどプライベートな事情がきっかけで、看護師を辞めたいと思う人もいます。
夜勤や残業が多いハードワークな仕事は家事や育児と両立することは難しく、場合によっては業務へ影響が出てしまうこともあるでしょう。
両親など頼れる人に協力してもらうことが難しい場合は、ママさんナースが多い病院や託児所がある病院など家庭を優先することに理解ある職場へ転職するのがおすすめです。
子どもの急な体調不良などに対応できる職場であると、安心感から仕事のパフォーマンスも落とすことはないでしょう。
他にやりたい仕事を見つけたため
看護師以外にやりたい仕事を見つけたため辞めたいと思う人も多くいます。
他にやりたい仕事があるというポジティブな理由の場合は、転職をして積極的に挑戦するのがおすすめです。
唐突に退職するのではなく、今後のキャリアプランを考えて転職先が決まってから退職するとスムーズに転職できます。
看護師を辞めたい理由<施設別>
ここからは、看護師を辞めたい理由を施設別に紹介します。
辞めたい理由に合わせて対応策も紹介するので、辞めるべきか辞めないべきか判断しましょう。
特養看護師を辞めたい理由
- 残業・オンコールが多いなど労働環境が悪いため
- 医療ケアの判断を担うなど責任が重いため
月60時間以上の残業や月10回以上のオンコール勤務など、肉体的にも精神的にもきつい労働環境の場合は転職するのがおすすめです。
また特養は医師がいない場合も多くあるため、場合によっては医療ケアの判断を担うことも。
責任の重さを感じる場合は、あらかじめ様々な状況を事前にシミュレーションしたり医師の連絡先を確認しておくことで少し気が楽になります。
それでも責任の重さから過度なストレスを感じる場合は、転職を検討するとよいでしょう。
回復期リハビリ看護師を辞めたい理由
- 患者さんの介助が想像以上に大変なため
- 看護師としてのやりがいを感じにくいため
- 看護師として医療スキルが得られず不安なため
回復期リハビリは急性期病院よりも手薄でありながら、ADL改善段階が最も介助量がかかるため想像以上に大変です。
また仕事内容はトイレ誘導・バイタル管理・見守りなどが中心で医療行為はほとんどないため、看護師としてやりがいを感じにくかったり医療スキルが得られずに不安になったりすることも。
介助業務がきつい場合は、リハビリ専門から介助方法を学んで協力を得ながら仕事をすると大変さを軽減できます。
さらに研修に参加するなどしてリハビリ看護の専門性を高めると、リハビリの視点を持って患者さんと接することができ看護師としてのスキルも向上するのでおすすめです。
老健看護師を辞めたい理由
- 医療的判断を担うことがあり責任が重いため
- 介護士などその他の職種スタッフとの連携が大変なため
老健は常勤の医師が一時的に不在になることがあり、患者さんの急変などによって看護師が医療的な判断を担う場合があるため責任の重いと感じてしまう人も。
さらに介護士・リハビリ職・ケアマネージャーなど様々なスタッフと協力する必要があるため、連携の大変さや人間関係の悪さから辞めたいと感じるようです。
医師が不在になるときは事前に指示を仰いだりシミュレーションをしたりすると、責任の重さが柔らぎ冷静な対応ができるようになるでしょう。
連携が大変な場合や人間関係が悪い場合は、スタッフとのコミュニケーションを大切にしたりフォローに回ったりと相手をリスペクトしながら協力すると改善できることがあります。
有料老人ホーム看護師を辞めたい理由
- 看護師も介護業務を行うため
- 医師が常駐していないためすぐに指示を仰げない
- オンコールによってプライベートの行動まで制限されるため
有料老人ホームでは介護業務も行う必要があり、看護師の業務だけをイメージして入るとギャップを感じて辞めたいと感じるようです。
また有料老人ホームは医師が常駐していない場合がほとんどなため、緊急時に行う医療ケアの判断の責任感が重すぎると感じることも。
オンコール対応も多く深夜に呼び出されてそのまま日中勤務することもあるので、こういった勤務体制でない別の職場へ転職することをおすすめします。
検診センター看護師を辞めたい理由
- 早朝出勤が大変なため
- 毎日同じ業務でやりがいを感じられないため
- 一人で一つの検査を担当する責任が重いため
検診センターの看護師は施設外の巡回検診を行う場合は朝4時などの早朝出勤もあり、大変さを感じる人もいるようです。
また施設内の検診は血圧測定や採決など単調作業を毎日繰り返すため、やりがいを感じられずに退屈に感じることも。
一方で巡回検診が多い日は施設内検診に当たる人手が少なく、一つの検査に一人しか配置されないことに責任の重さを感じる人もいます。
「仕事内容にやりがいを感じられない」「勤務形態が合わない」といった場合は、検診センターでない他の職場に転職しましょう。
地域包括支援センターの看護師が辞めたい理由
- ケアプラン作成業務が多く看護師としてのスキルが活かせないため
- 支援範囲拡大に伴い業務量が増えたため
地域包括支援センターでは生活状況の改善や運動能力の向上など高齢者が取り組めるケアプランを作成する業務が中心なので、看護師としてのスキルを活かせず辞めたいと感じることも。
また支援範囲が拡大した場合は、人手不足な上に業務量が増えて大変さを感じて看護師を辞めたいと思う人もいます。
仕事内容が合わない場合は、他の職場に転職して看護師としてのスキル向上に努めるのがおすすめ。
業務量が増えて看護師を辞めたいと感じる場合は上司に改善できないか相談し、体調に異変が出ているといった場合は転職するといいでしょう。
精神科の看護師を辞めたい理由
- 患者さんの言動・思考に影響されて精神的に病んだため
- 患者さんからの暴言や暴力が怖いため
精神科はこころのケアを行うので、特に共感性が高い人は患者さんの言動や思考に影響されて自分自身もメンタルの不調に陥ることがあります。
また急性期病院では急性症状として認められることの多い暴言や暴力を行う患者さんをケアすることもあるため、身の危険を感じて過度なストレスを感じることも。
共感性の高い人はオンオフを切り替えて買い物やスポーツをするなど、プライベートで気分転換方法を作りましょう。
暴言や暴力で悩んでいる場合は「対処法を勉強する」「あらかじめシミュレーションする」といったことである程度対策できますが、精神的に病んでいる場合は転職を検討してください。
保育園看護師を辞めたい理由
- 保育士との連携がとれないため
- 保育業務を行うこともあり看護師と関係ない業務で注意されることに不満を感じるため
- 保護者からのクレーム対応が難しいため
保育園は多数の保育士のなかに看護師が一人配属されることがほとんどなため、衛生観念の共通認識が持てないなど連携が難しく孤独感を抱いてしまう人がいます。
保育士との連携に悩む場合は、「自分から積極的に話しかけてコミュニケ―ションを取る」「協力する姿勢を示す」と効果的です。
園児がケガをしたときの対処法について保護者からクレームを受けた際は「最後まで話をよく聞いて傾聴の姿勢を見せる」と、相手の感情が落ち着きストレス度を減らすことができます。
なおいじめやパワハラがある場合や、過度なストレスによって体調に異変が生じた場合は他の職場に転職したほうがいいでしょう。
乳児院看護師を辞めたい理由
- 乳児の急変に対応する責任が重いため
- 夜勤必須の勤務体制やオンコール対応の多い環境がきついため
乳児院では「家族の精神疾患や障害を抱えている」「虐待など家庭的な問題がある」など、様々な事情によって家族の元にいれない乳児のケアを行います。
責任の重さから過度なストレスを感じている場合、乳児が急変したときに備えてあらかじめ医師から指示を受けると不安を軽減できます。
夜勤やオンコール必須の勤務体系が合わない場合は、日勤専従の看護師として勤務できる職場へ転職しましょう。
美容クリニック看護師を辞めたい理由
- 営業ノルマがきついため
- 若い看護師が多く30代40代となったときに働き続けられるか不安なため
美容クリニックは営利企業であるため個人的に営業ノルマが課されることもあり、高給与な傾向があるものの営業が苦手な人にとっては精神的にきついと感じてしまいます。
「きついと感じないように営業の仕方を勉強する」の収入をとるのか、「個人のノルマがない職場へ転職する」の精神的負担の軽減をとるのかのいずれかを選びましょう。
年齢に不安を覚える場合は、美容クリニックよりも看護師の年齢層が高く美容クリニックでの経験を活かせる「一般皮膚科の診療をしている美容皮膚科クリニック」に転職するのがおすすめです。
看護師を辞められない事情と対処法
中には看護師を辞めたいと思っているのに、様々な事情により「看護師を辞められない」と悩む方もいるでしょう。
そこで以下ではその事情別に対処法を解説します。
看護師を辞められずに悩んでいる方は、これから紹介する対処法をさっそく試してみましょう。
奨学金のお礼奉公中のため
辞めたいと言えない方の中には、看護師奨学金制度を利用しお礼奉公中である方がいます。
しかしお礼奉公中でも退職することは可能で、労働基準法第16条では以下のように定められているため違約金や損害賠償額が発生することもありません。
「第十六条 使用者は、労働契約の不履行について違約金を定め、又は損害賠償額を予定する契約をしてはならない。」
引用:労働基準法第16条
しかし残りの奨学金は返済する必要があるので、分割払いを交渉したり転職先の病院に建て替えてもらうなど退職する際に何かしらの対応が必要になります。
退職の申し出を先延ばしにされるため
職場の人手不足を理由に、退職の申し出を先延ばしにされて辞められずに悩む看護師の方もいます。
職場によっては社員の退職人数で看護師長が評価される場合もあるため、上司の都合で辞められないことも少なくありません。
しかし以下のように辞めることを告げれば2週間の経過をもって退職できることが法律で約束されているため、先延ばしにしている場合はその旨を上司に伝えましょう。
「第六百二十七条 当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。」
引用:民法627条
収入がなくなるのが不安なため
体調不良など今すぐ辞めるべき特徴に当てはまっている場合でも、次の転職先が決まっておらず収入がなくなることが不安で辞められない方もいます。
しかし以下の条件を満たしていれば、すぐに退職しても最低限の生活水準は確保可能です。
- 失業手当の受給資格がある
- 半年間生活できるほどの貯金がある
失業手当とは失業や自己都合での退職で受け取れる保険のことです。
失業保険は「仕事に就く意思がある人且つ仕事に就ける状態の人」が対象のため、ハローワークで求職活動を行う必要がある点に注意してください。
失業手当を受け取る条件である「離職日以前の2年間に、雇用保険の被保険者期間が12ヶ月以上あること」を満たしていれば受け取り可能です。
失業手当の給付日数は離職理由・年齢・被保険者期間によって異なりますが、自己都合退職でも被保険者期間が10年未満且つ65歳未満の場合は90日間給付されます。
また「就業中の業務による直接的なケガや病気を患った場合」「長時間労働やパワハラなどが原因で精神疾患を患った場合」には労災保険の補償が受けることが可能です。
労災保険は業務遂行性・業務起因性を満たしているか、つまり「業務に関係するできことが直接的に関係している」ことが認定基準です。
しかしけがや病気は判断がしやすいものの精神疾患の場合は業務との起因性の判断が難しいため、別途精神障害の労災認定基準が設けられています。
- 労災認定の対象となりうる精神疾患であること
- 発病前の約6か月間に業務による強い心理的負荷が認められること
- 個人的な問題で発病したと認められないこと
医師による診断が労災認定に大きく影響するので、心当たりのある方は病院で診断を受けてください。
心理的負荷がかかっていたことが認められるためには証明が必要となるので、「労働時間がわかるタイムカード」「いじめの事実がわかる会話の録音」など証拠を確保しておきましょう。
また労災保険の補償対象者と認められなかった場合は、傷病手当金の請求ができます。
認定基準 | 詳細 |
業務外の病気やケガで療養中であること |
|
療養のための労務不能であること |
|
4日以上仕事を休んでいること |
|
給与の支払いがないこと |
|
「傷病手当金の対象者」は健康保険の被保険者で、パートや派遣も健康保険に加入していれば支給対象です。
国民健康保険加入者・後期高齢者医療制度・被扶養者は支給対象外なので注意してください。
「傷病手当金が支給される期間」は、支給開始日から通算して1年6か月です。
「傷病手当金の支給額」は、以下の計算方法で割り出されます。
(支給開始前の過去12カ月の各月の標準報酬月額を平均した額※)÷ 30日 × 2/3 = 傷病手当金の支給日額
支給開始日以前の期間が12ヵ月に満たない場合は、以下のいずれかの低い額が上記※に入って計算されます。
- 支給開始日の属する月以前の継続した各月の標準報酬月額の平均額
- 標準報酬月額の平均額
看護師を辞めたいと感じた時にやっておくべきこと
看護師を辞めたいと感じた時には、以下3つのことを実行しましょう。
看護師を辞める前に以上の3つを実行して、辞めるべきか続けるべきか判断しましょう。
休暇を取得して仕事を休む
看護師の仕事を辞めたい時には、まずは休暇を取得して仕事を休みましょう。
毎日頑張っているなかで休みを入れると心が癒されてリフレッシュでき、将来のキャリアプランを踏まえて辞めるか辞めないか冷静に考えられるようになります。
休暇中は十分な睡眠をとって趣味に没頭したり友達と会ったりなど、好きなことに取り組んで楽しく過ごしましょう。
信頼できる相手に相談する
看護師を辞めたいと思ったときには、信頼できる相手に相談しましょう。
以下のように、退職を希望するレベルに応じて相談相手を変えるのがおすすめです。
- 仕事の愚痴を話してストレスを発散したい場合:看護師の友人
- アドバイスをもらって自分が持たない視点を知りたい場合:信頼できる看護師の先輩
- 退職する意思が固まっている場合:上司
退職するかまだ悩んでいる場合に誰かに相談する場合は、友人や先輩から上司に話が漏れる可能性もあるため信頼できる人を選んでください。
部署異動の希望を出す
部署内での人間関係の悩みや仕事内容が合わない場合は、部署異動の希望を出すのがおすすめ。
現在働いている部署から離れることで、人間関係や合わない仕事内容の悩みから解放され気持ちを切り替えて働けます。
しかし希望が通るかやすぐに異動できるかは病院によって異なるため、希望が通らない場合や先延ばしにされた場合は転職を検討するのもおすすめです。
看護師を辞める場合の退職手続き
看護師を辞める場合の退職手続きの4つのポイントを解説します。
看護師を辞める前に上記4つのポイントをチェックして、スムーズに退職手続きを行いましょう。
退職時期はボーナス支給後に合わせる
退職前にはボーナスの支給時期や算定期間をしっかり確認し、ボーナス支給後に合わせて退職するのがおすすめです。
なおボーナスについては法律による明確な決まりがないため、ボーナス算定期間に退職の意志を伝えると減額されたり支給されなかったりする可能性もあるので要注意。
またボーナスをもらってすぐに退職届を出すと周囲の人から不快に思われることもあるため、ボーナス支給日から約2週間空けて退職の意思を伝えるのがおすすめです。
退職の意志は3ヶ月前に伝えるのがベター
忙しい業界で急な退職は迷惑をかけることになるので、看護師を辞めるには伝え方に注意しながら退職の意思は3ヶ月前に伝えましょう。
3か月前に退職を伝えれば人員の補充や業務の引き継ぎをスムーズに行えて、引き止められる可能性も低減できるのでおすすめです。
退職の意思を固めた場合は、なるべく早めに上司に伝えるよう心がけましょう。
すぐに転職しない場合:退職後に失業保険の申請をする
退職後すぐに転職しない場合は、失業保険の申請を行いましょう。
失業保険とは失業した人が1日でも早く再就職するための支援金として給付されるもので、新しい仕事に就くまでの経済的支えになる制度です。
失業保険が支給対象者や詳細は、前述したこちらを参考にしてください。
※タップで見出し「収入がなくなるのが不安なため」へスクロールします。
転職しない場合:年金・健康保険の手続きをする
退職すると厚生年金保険の資格を失うため、健康保険や国民年金に加入する必要があります。
健康保険や国民年金に加入するには、退職日の翌日から14日以内に住民登録をしている役所で手続きが必要です。
その際に退職日が確認できる書類として資格喪失証明書や退職証明書などが必要になるため、退職日には忘れずに受け取りましょう。
看護師の年代・勤務年数別おすすめ職場選び
看護師の年代・勤務年数別におすすめの職場選びを紹介します。
自分にぴったりの職場を選んで、転職を成功させましょう。
1年目の新人看護師:教育体制が整っている職場
入職後半年などで辞めたいと感じる1年目の新卒・新人看護師の方は、教育環境が整っていて新人のサポートが手厚い職場を選びましょう。
以下のような制度を採用している病院は、教育環境が整っているのでおすすめです。
- クリニカルラダー:看護師の能力を段階的に表して能力を示す制度
- プリセプター:先輩看護師が指導を行う制度
また制度が整っていても十分に機能していない可能性があるため、口コミや評判をチェックして教育制度が整っているか調査しましょう。
2年目以降の看護師:専門性の高い病院も視野に入れる
2年目以降の看護師の方が辞めたい場合は、専門性の高い病院も視野に入れて転職活動に取り組みましょう。
以下のような専門性が高い病院で勤務すると、スキルが身に着いて重宝されるのでおすすめです。
- 皮膚科:内服や軟膏の治療効果を学べる
- 小児科:大人の身体の仕組みと異なり違う視点を得られる
- 精神科:患者さんが疾患とうまく付き合うための接し方を学べる
- 産婦人科:妊婦さんや新生児のケアの経験を得られる
- 内科:無菌室での治療や移植後の患者さんの対応などを学べる
上記以外にも専門性を高められる病院は様々です。
自分のキャリアプランを考慮して希望の病院を選び、実際に働きながら専門性を高めましょう。
30代・40代の看護師:今後キャリアを築いていける職場
30代・40代の看護師の方が辞めたい場合は、今後キャリアを築いていける職場を選ぶのがおすすめです。
残業が多いなど体力面できつい職場を選ぶと、経験を積んでもすぐに転職することになり長期的なキャリアを築くことが難しくなります。
現在の体力だけでなく数年後のことも考慮して、体力面でハードすぎない働きやすい職場を選ぶとよいでしょう。
看護師転職を成功させるコツ
ここからは、看護師転職を成功させるコツを解説します。
以上5つを参考に、自分に合う職場への転職を成功させましょう。
看護師を続けるのか辞めるのかを考える
転職を成功させるには、「看護師を続けるのか」「看護師を辞めて他の職種に就くのか」を考えて具体的なキャリアプランを立てましょう。
人間関係やハードな労働環境に悩んでいる場合は、看護師として他の職場に転職するのもおすすめです。
看護師を辞めたいと感じて他の仕事に転職する場合は、どんな仕事に就いて将来どのように働きたいのかキャリアプランを明確にするとスムーズに転職活動に取り組めます。
転職先として譲れない条件を考える
看護師の転職を成功させるには、転職先に求める条件に優先順位をつけて譲れない条件を考えましょう。
夜勤が少ない職場・人間関係が良好な職場・残業が少ない職場など、人によって求める条件は異なります。
どうしても譲れない条件を決めておくと、幅広い選択肢から自分に合う職場を選べるのでおすすめです。
希望条件が多すぎると当てはまる職場がなかなか見当たらず、次の転職先をスムーズに決められないので注意しましょう。
事前に病院の見学を行う
看護師の転職を成功させるには、求人に応募する前に病院の見学を行うことも有効です。
実際に病院を見学することで、人間関係の雰囲気や忙しさなどある程度把握できます。
見学した際は、以下のポイントをチェックしましょう。
- 若手看護師とベテラン看護師のやり取り
- 患者さんと看護師がフランクに接しているか
- 感じの良い電話対応をしているか
- お手洗いやナースステーションが清潔か
看護師が話す会話に不穏な空気がある場合、施設の人間関係が良好でない可能性があるでしょう。
またお手洗いやナースステーションが清潔でない場合は、掃除や整理整頓に手が回らないほど忙しい可能性が高いので要注意です。
口コミや知り合いから情報収集する
口コミや知り合いから情報収集することも、看護師の転職を成功させるための重要なポイントです。
先輩や友人の看護師から話を聞いたり口コミサイトで評判をチェックしたりすると、より多くの情報をもとに転職先を決められます。
人間関係が悪い・残業が多い・パワハラがあるなどマイナスな口コミをチェックすると、転職後のミスマッチを防げるのでおすすめです。
転職サイトを活用する
転職サイトを活用するのも、看護師の転職を成功させるための方法の一つ。
転職サイトは求人情報からは得られない職場の雰囲気や残業の実態などリアルな情報を保有しているため、ブラックな職場を避けて求人を選択できるのが魅力です。
人気企業や好待遇案件が隠れている可能性が高い非公開求人も保有しているので、新たなキャリアを選ぶ方でもピッタリな仕事が見つかるでしょう。
また看護師の求人を中心に取り扱う看護師特化型転職サイトであれば、業界知識が豊富な担当者に看護師ならではの悩みを相談できたりスムーズな転職活動ができます。
一人では大変な情報収集のサポートが完全無料で受けられるので、転職を成功させたいなら使わない手はありません。
看護業界の転職におすすめの転職サイト3選
次の仕事も看護師として働きたい方は、以下の看護師特化型転職サイトの利用がおすすめです。
自分にぴったりの転職サイトを選んで、看護師としての転職を成功させましょう。
看護roo!
(出典:看護roo!公式HP)
「看護roo!」は10年以上にわたって支援をしている転職サイトです。
紹介してくれる職場の短所や実際に働いている人の声も教えてもらえるので、自分に合う職場かしっかり判断した上で応募できるのが魅力です。
また履歴書の添削や面接の練習など徹底した転職活動のサポートを受けられるので、選考通過率を上げて転職活動を効率的に進められます。
https://www.kango-roo.com/career/
レバウェル看護
(出典:レバウェル看護公式HP)
「レバウェル看護」は年間4,000回もの職場訪問を行い詳しく情報を収集しているので、ミスマッチをなるべく防ぎたいと考える方におすすめです。
また求人数は看護業界の転職サイトの中でトップクラスのため、多くの求人から選択肢をチョイスしてほしい方にもおすすめ。
入職後もアフターフォローチームがしっかりサポートしてくれるので、悩みや気になることはすぐに相談できるのも魅力です。
https://kango-oshigoto.jp/
マイナビ看護師
(出典:マイナビ看護師公式HP)
「マイナビ看護師」は全国に22拠点展開して対面面談を実現しているなど、手厚いサポートが魅力の転職サイト。
実際に掲載している求人施設には頻繁に職場に足を運んで最新情報を確認しているため、院内の雰囲気・看護師長の人柄・産休や有給の取得実績など職場の内部事情にも精通しています。
「どんな求人があるか知りたい」という方は電話やメールのみでの求人案内も受けられるので、転職を検討している段階での利用もおすすめです。
https://kango.mynavi.jp/
看護師以外の仕事の転職におすすめの転職サイト3選
看護師以外の仕事を検討している方には、以下の転職サイトがおすすめです。
次のキャリアへの転職を成功させるための手段として、ぜひ活用させてください。
リクルートエージェント
(出典:リクルートエージェント公式HP)
「リクルートエージェント」は、実績豊富なアドバイザーが一人ひとりの希望やスキルに合わせた求人を紹介してくれる転職サイトです。
独自に業界や企業を分析しているため、スキルや適正を踏まえてマッチする転職先を紹介してもらえます。
また求人数30万件越えと転職サイト最大級の求人数を誇るため、幅広い選択肢から自分に合う転職先を選べるのも特徴です。
https://www.r-agent.com/
doda
(出典:doda公式HP)
「doda」は、企業側から直接オファーが届くスカウトサービスを利用できる転職サイトです。
スカウトで面接確約オファーが届いた際には書類選考なしで面接までたどり着けるため、なるべく早く転職先を見つけたいという方に特におすすめ。
また各業界専門スタッフがプロの視点でサポートしてくれるので、自分にぴったりの職場も見つけやすいでしょう。
https://doda.jp/
パソナキャリア
(出典:パソナキャリア公式HP)
「パソナキャリア」はマッチング力やサポート体制が優れている転職エージェントです。
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看護師を辞めた人のその後は幸せ?リアルな退職・転職体験談
「看護師を辞めたあと幸せになれるのか不安」「転職したばかりで辞めたいと感じたらどうしよう」と心配な方もいるのではないでしょうか。
以下では「辞めてよかった」と感じた看護師の方の口コミと、「辞めて後悔している」と感じた看護師の方の口コミを紹介します。
看護師の退職や転職に関するリアルな体験談をチェックして、辞めるべきか判断しましょう。
「辞めてよかった」看護師の口コミ
辞めてよかったと感じている看護師の方の口コミを紹介します。
前職では心の余裕がなかなかもてず、患者さんのインスリンをなくしてしまったり大きなミスをしまくって相当迷惑をかけてしまっていたことがきっかけです。
気づいたら精神的にも肉体的にもやばいと感じたのでその職場を辞める判断をしました。
今の施設は忙しいは忙しいものの、前職とは違って心に余裕がもてる恵まれ環境なので、結果的に辞めて良かったと思っています。ー29歳 女性 神奈川県 独自アンケート
パワハラがひどい上司や人間関係の悪さが嫌で辞めましたが、今でも本当に辞める決断をしてよかったと思っています。
あのままでは仕事だけでなく人間関係のせいで精神的に壊れてしまったかもしれません。
上司や施設との相性もあるから転職先でも辛い思いするかもしれませんが、それでも辞める決断をしたのは正解だと思います。ー24歳 女性 富山県 独自アンケート
看護師の先輩である母から看護師を辞めることを反対されていたのですが、仕事に忙殺されて精神的に不安定になって辛かったし給料それなりだったけど幸せじゃないと思って看護師は続けるものの転職はすると意思を伝えて転職しました。
結果職場を変えるだけで随分環境や自分の気分ががらりと変わり、あの時感じていた苦痛や負担がすっと軽くなりました。ー30歳 女性 青森県 独自アンケート
辞めてよかったと実感している看護師の方は、人間関係による精神的な負担が大きくて辞めた方が多く見られました。
移動をしたり誰かに相談したりと対処法を試しても改善されない場合は、辞めてよかったと実感できるでしょう。
「辞めて後悔している」看護師の口コミ
転職後また辞めたいと感じるなど、辞めて後悔している看護師の方の口コミを紹介します。
人間関係は前の職場の方が良かったため、辞めて後悔しています。今の職場は派閥もあり、お金だけの付き合いと割り切ってもしんどいです。残業が多く希望休もほぼ通らないため、辞めてから看護師として前の職場がどんなに良かったか実感しています。
ー27歳 女性 大阪府 独自アンケート
休みが少なく夜勤明けで日勤があるようなブラックなクリニックだったので辞めましたが、新しい職場は休みが多いけど人間関係が悪く働きにくいです。悪口や陰口を言われたり、手紙に嫌味が書かれていたりするので、辞めなければよかったと思いました。
ー28歳 女性 東京都 独自アンケート
仕事内容に飽きて疲れたので公立病院の看護師を辞めたいと思って退職。他の職を経験後私立病院に就職しました。私立病院より公立病院がよかったなと実感しています。
ー26歳 女性 兵庫県 独自アンケート
辞めて後悔している人は、新しい職場での人間関係に悩んでいる人が多い傾向があります。
職場の人間関係の良し悪しは入職前に知ることはなかなか難しいため、入職後に人間関係が悪いことを知り転職を後悔することも。
転職エージェントを利用すれば転職先の職場の雰囲気を事前に教えてもらえるので、人間関係が不安な方は転職エージェントを利用することをおすすめします。
看護師の仕事にまつわるQ&A
ここからは、看護師の退職や転職に関するQ&Aを紹介します。
気になる疑問を解決して、看護師を退職するか考えましょう。
病院以外に看護師が働く場所は?
病院以外で看護師が働く場所は以下のような職場があります。
- 一般企業の医務室
- 保育園・幼稚園
- 訪問看護
- 治験支援を行う機関(CRC)
- 医療機器メーカー
- 検診センター
- 介護施設
- トラベルナース
- ツアーナース
- テーマパークなどの救護室
以上のように看護師は病院以外でも様々な職場で働けるので、自分に合う職場を選びましょう。
仕事ができない看護師の特徴は?
仕事ができない看護師の特徴は以下の通りです。
- 優先順位や時間の管理ができない
- コミュニケーションを取るのが苦手
- 失敗したあとに切り替えられない
看護師は優先度の高い仕事から適切なタイミングで対応する必要があるため、優先順位や時間の管理が大切です。
また患者さんとだけでなく、スムーズに対応するためには看護師同士のコミュニケーションも重要。
さらに失敗したあとに切り替えられないと、その後の業務で過度に緊張してまた失敗に陥ることもあります。
仕事ができないと判断してすぐに看護師を辞めたいと思わずに、目標を掲げたり積極的にコミュニケーションを取るなどしてまずは改善を目指すことが大切です。
自分に合う職場を見つけて転職しよう
今回は看護師が辞めたいと感じる理由や対処法、転職を成功させるコツを詳しく解説しました。
看護師はハードな労働環境で責任の重い仕事に取り組む必要があるため、肉体的にも精神的にもきつい仕事です。
辞めたいと感じたときは理由に応じた対処法を試して、それでも辞めたい場合には転職を考えましょう。
転職エージェントは看護師を続ける場合でもキャリアチェンジする場合でも強い味方となるため、失敗しない転職先選びの手段としておすすめです。
転職を成功させて、自分にマッチした転職先を見つけましょう。
【当記事の執筆・運営者】
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運営会社 | 株式会社hitocolor |
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設立 | 2016年4月12日 |
代表取締役 | 鈴木けんすけ |
本社所在地 | 〒105-0003 東京都港区西新橋2-39-8 鈴丸ビル7階 |
支社所在地 | 高知支社 〒781-5232 高知県香南市野市町西野2217-1 |
資本金 | 10,000,000円 |
事業内容 | 求人広告代理店事業 有料職業紹介事業 自社メディア・コンテンツ運営 |
許認可番号 | 【有料職業紹介事業許可番号】13-ユ-310482 【労働者派遣事業許可番号】派 13-314487 【プライバシーマーク登録番号】第21004576(01)号 |
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